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上山道郎 (うえやま みちろう)

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漫画家・上山道郎のラクガキや近況報告
戦う交通安全
 先日の日記で「オーレンジャーVSカクレンジャー」のDVDはいつ出るのか、
みたいなことを書いたのですが、
複数の方にご指摘いただいた通り、調べてみたらもう出てましたのでリンクを張っておきます。



LDからDVDに、買い直さなくちゃ…











 というわけで、今日はカーレンジャーの話。



 「カーレンジャーってどんな作品?」と問われれば、
「浦沢義雄作品です」と答えれば、分かる人にはおおむね分かっていただける、
そういう異常天才脚本家をメインライターに迎えたシリーズ唯一の作品。

 そんな浦沢義雄の詳しい経歴はウィキペディアあたりを参照していただくとして、
まあかいつまんで言えば、「どきんちょ!ネムリン」や「勝手に!カミタマン」「美少女仮面ポワトリン」などの東映特撮コメディーの脚本を長年担当した人です。
作風は,ひとことで言えば不条理。
常識の枠にとらわれない、というか、はじめからそんな枠など持っていないとしか思えない脚本家で、天才かどうかはともかく、常人の理解の及ばない才能の持ち主であることは間違いありません。


 そんな作家をメインに据えた作品ですから
主人公5人は基本的に中小企業のサラリーマンで業務の合間にヒーローをやっていたり
敵組織ボーゾックは宇宙の暴走族でただ面白半分で惑星を滅ぼす迷惑なだけの集団(別に宇宙征服とかを考えているわけではない)だったり
途中参入メンバーであるシグナルマン(厳密にはカーレンジャーのメンバーではない)は、ポリス星から(左遷されて?)やってきた宇宙のおまわりさんであったりと
なんじゃそら!という設定ばかりで構築された世界であるのも、まあしょうがないところです。

 しかし個人的な意見を言わせてもらえば、やはりカーレンジャーはとても良い作品です。
まずなんといっても、笑える。
これはじつは案外重要なことで、前作のオーレンジャーがちょっとシリアスな方向に寄りすぎた原因のひとつには、「ゴレンジャーへの原点回帰」を目指して「戦うプロ集団」を描くことにこだわったことがあると思うのですが、
しかし、ではゴレンジャーはそんなシリアス一辺倒な作品だったかというと事実はそんなこともなく、特に後半には野球仮面や牛靴仮面、機関車仮面などユニークな怪人が多数登場したり、それにあわせて必殺技・ゴレンジャーハリケーンも様々に変化したりと「子供が見て楽しいこと」をわすれない作品作りが行われていました。
そういう戦隊作品の持っていたギャグ的な部分を、時代を超えて隔世遺伝的に受け継いだ(というか突然変異?)作品がカーレンジャーであり、
戦隊史上随一の異色作であるけれども、しかしきわめて東映特撮ヒーロー番組であるともいえるわけです。

 あと、俺がてれびくん誌上で漫画を描いたのは、
カクレンジャー、オーレンジャー、カーレンジャー、メガレンジャーの4作なのですが、
描いてて一番楽しかったのがこのカーレンジャーでした。
漫画を描くときには参考資料として本編の脚本を見せてもらうわけなのですが、
浦沢脚本は脚本の時点でもう面白いのです。
ふだん自分の作品でギャグを描く機会がないので、そういう楽しい脚本をもとに,10ページ足らずとはいえそれを漫画にするのは非常に楽しく、貴重な体験でした。
機会があればまたいつか、カーレンジャー的なコメディ作品を描いてみたいものです。
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この記事に対するコメント

笑い一辺倒だけでなく、本当のヒーローとはその志にこそあると謳った作品でもありましたね。
変身不能となった彼らが「心はカーレンジャー!」とキメをとるシーンのカッコヨサはいまでも記憶に残っています。
「俺のテクニック見てろよ!」とさけんでシフトチェンジがオートマだったりとか腹抱えて笑いました。
OPがまたいい歌ですよねー。
【2007/10/19 01:40】 URL | kta #N72fvxco [ 編集]


カーレンジャーといえば、忘れる事が出来ないのがゾクレンジャー。
登場の時は、何事かと思いましたが、今でも最高傑作と思える話です。
その回の前半に出てきたラジェッタ・ファンベルトがかすむくらいに。
【2007/10/19 13:39】 URL | 百千丸 #- [ 編集]


書き込みはかなり久しぶりになります。黒川です。
ああ、カーレンジャーも浦沢義雄作品だったか…丁度、特撮から遠ざかっていた時期だった為、損しましたね。
ところで、浦沢作品と言えば、現在放送中のジェニーは最高です。浦沢節が思いっきり前面に出ていて、非常にカオスな迷作になっております。
【2007/10/22 17:55】 URL | 黒川 #90LdKUd6 [ 編集]


ボーゾックの副長(名前忘れた)の「てめーら5人がかりで汚ねーぞ!」に対し「俺たちは1つの力を5つに分けて戦っているんだ!」の正論な屁理屈が忘れられません。
【2007/10/24 12:17】 URL | おむのま #- [ 編集]


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