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漫画家・上山道郎のラクガキや近況報告
無限の未来を救うこと
ようやくふつうにラクガキする時間がとれるようになりましたので。
本日はゴーゴーファイブのお話。
1999年、ノストラダムス世代にとってはいよいよ訪れた人類滅亡の年、
東映がぶつける新しい戦隊はなにか!?
というところにやってきたのがこの救急戦隊。
99年だけに救急。
ダジャレかよ!
と、みんなしてズッコケた記憶もまだけっこう新しいわけですが。
作品自体は、個人的には主に特撮面での充実ぶりが記憶に残るなかなかの佳作。
基本的に、巽家という一家が運営する家内制戦隊なのに、ロボをはじめとする各種装備の充実っぷりはシリーズ屈指と言っていいリッチな戦隊。
その辺は、元祖・家内制救助隊=サンダーバードの伝統を継いでいると言えなくもない。
なにしろ東京湾のど真ん中に巨大基地を構えてそこから接続する既設の鉄道路線も使い放題、
都合4体の巨大ロボットを使いこなす(マックスビクトリーロボのブラックバージョンを入れれば5体)わけですから。
翌年のタイムレンジャーが専用の基地すら持っていなかったのとはえらい違いです。
しかし俺がこのゴーゴーファイブに対して最も望んでいた、そしてかなわなかったこと。
それはゲストとしてナインティナインが出演しなかったことですよ!
だって99年に放映される救急戦隊(ちなみにビクトリーロボに合体するメカの名前は99(キューキュー)マシン)ですよ?
これにナインティナインが絡んでこなくてどうするんですか!
~~~~~~~~~~~~
激化するサイマ一族の攻撃に対抗するために開発した新装備、
その試験のために郊外の採石場にやってきた巽5兄弟。
しかしそこには先客が。
爆薬やクレーンを使う大がかりな撮影を行っているテレビ番組製作クルーのようだ。
マトイ「なんだあいつら?ずいぶん危なそうな撮影してるな」
ショウ「あ、兄さん!あれは今人気絶頂のお笑いコンビ、ナインティナインだよ!」
ダイモン「すっげえ、本物だ!サインもらっていいかな!?」
お笑いタレントなんて、どうせチャラチャラしてるだけの軽い連中だろうという偏見丸出しでナイナイの二人に接するマトイ。
当然第一印象は最悪。反発し合うマトイとナインティナイン。
しかし、笑いのために危険な撮影に真剣に取り組むナイナイの姿に、次第にマトイの偏見は解けていく。
そこにサイマ出現の報!
危険だからすぐに撮影をやめろとマトイ達はナイナイに忠告するが、あとすこしで撮影が終了するというのにこのままでは帰れない、と突っぱねる岡村隆史。
「あんたらはレスキューに命賭けとるかも知らんけど、オレらだってお笑いに命賭けとんのじゃ!」
ナイナイの熱い芸人魂に触発され、マトイ達のレスキュー魂も燃え上がる!
開発した新装備を使いこなし、みごとにサイマ獣を撃退するゴーゴーファイブ。
かたやレスキュー、かたやお笑い、フィールドこそ違えど、体を張って戦う男達の間にいつしか厚い友情が芽生えるのであった。
ラストはマツリちゃんに一目惚れした岡村さんが交際を申し込むも軽くフラれてオチ。
~~~~~~~~~~~~~~~
っていうプロットまで完成してたのに!
ただし俺の頭の中でだけだけど!
妄想です!すいません。
しかしそんな俺の気持ちを知ってか知らずか(知らねえよ)
実際ナイナイ岡村さん、その翌年には自分の番組のなかで、
タイムレンジャーをパロディ化した「オカムレンジャー」というキャラクターを創作。
簡単に言うと岡村さんがタイムレッドそっくり(?)のスーツを着ただけなんですが。
その変身シーン
は実際のタイムレンジャー変身シーンを制作したのと同一スタッフが、本物と同等のクオリティで製作したもので、岡村さんのオタクッぷりを見事世間に知らしめていました。
ていうか、たぶん岡村さんゴーゴーファイブに出たかったんじゃないかなあ~
出て欲しかったなあ~
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【2007/10/31 18:36】
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ガンガンギギーン
怒濤の忙しさだった10月のスケジュールをどうにか乗り越えました。
と、油断したせいか若干風邪気味な気配。
みんなも気をつけましょう。
というわけできょうはギンガマンの話。
とはいうものの、
俺としてはこのギンガマン、シリーズでも屈指の傑作として大好きな作品なものですから、
ドラマやキャストや特撮のことを語り出すといくらでも長くなってしまうので、
ここは主題歌の件に触れるくらいでお茶を濁しておきます。
子門真人。
以上!
とは行かないので一応説明しますと。
このギンガマンの主題歌はOP・EDともに「希砂未 竜」という名の歌手が歌っているのですけれども、これがまあ、誰がどう聞いても子門真人でしかありえないわけです。
しかしこれは、子門真人は公式には歌手活動を引退したことになっているという事情から、
放送当時はもちろん10年を経た今もなお、公式には子門であることは(おそらく)認められていません。
番組放映中には雑誌のインタビュー記事などで高寺Pは、希砂未竜って子門さんでしょ?と質問されると「ライブハウス中心に活動している歌手で、別人」なんて見え見えのウソをついていたわけですが。
今になってみるとむしろこれが真実で、これからどんどんヒーローソングを歌ってもらえたほうが逆にうれしいわけですよ。
90年代後半以降、子門真人の新曲を聴けなくなってわれわれファンにはもう子門分が不足しっぱなしなんですから。
カンバック、シモーン!
【2007/10/30 21:28】
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閑話休題
戦隊話はちょっとお休み
しばらく前の日記に書いた、詰め替え式カップヌードルを近所のスーパーで発見&購入。
オリジナルカップを
公式サイト
で簡単に作れるっていうんで、
ためしてみましたよ。
【2007/10/24 19:40】
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サーフィンしようぜ
日記の更新は途絶え気味ですが、毎日元気に仕事してます。
22日発売のヤングキング・第22号には「ツマヌダ格闘街」第16話、2色カラー8ページありで載ってます。
今月の忙しさの原因はほとんどこの2色ページのためです。
単行本では1色になってしまいますので、機会があれば本誌でご覧になっていただけるとありがたい。
とまあ、更新ペースは絶好調渋滞中な戦隊メイドシリーズですが。
本日はメガレンジャーのお話。
このあたりになると、いよいよ「つい最近の作品」と感じる人も多くなってくることかと思いますが、
実際にはこの時期にはまだ一般にインターネットや携帯電話はまだ当たり前な普及はしていなかったし(だからこそ今作のメインモチーフになり得た)、
今作が役者デビューとなるメガブルー・松風雅也は、おはスタ番長や「シェンムー」の主演などを経て現在は声優としての人気をがっちり確立していたり、
メガピンク・東山麻美はのちに「地球少女アルジュナ」で主演声優をつとめ、ボウケンジャーではボウケンシルバーの母親役で出演したりしているように、
10年という歳月は確実に流れているわけです。
また、戦隊シリーズが現在の日曜朝枠に移ったのがようやく今作から。
それまで25分だった枠が30分に増え(というか戻って)、
CG導入による特撮技術の急速な進歩や、
力のある新人脚本家の参入などもあって、
戦隊の歴史上で、映画作品としてのクオリティがさらに一段の進歩をはたした、ひとつのターニングポイントと言える作品だと思います。
個人的には、
メガレンジャーについては「てれびくん」誌上で
2本の漫画を描いているのですが、その2本目であるメガシルバー登場話の
その脚本が非常に面白かったことが印象に残ってます。
これを書いた脚本家、小林靖子の名前をはっきり憶えることとなる、
そういう記念碑的作品でもあります。
それと、VSシリーズ第3弾となる「メガレンジャーVSカーレンジャー」の面白さも特筆すべきものがあります。
世界観の違う2作品を、各キャラクターに見せ場を与えつつ、
ひとつのストーリーの中で活躍させる作劇を高い完成度で実現させた脚本家、荒川稔久の功績はものすごく大きいと言っていいでしょう。
まあそれでも、荒川稔久生涯のベストバウトは「鋼鉄天使くるみ」OPの作詞ですけどね!
【2007/10/23 22:03】
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戦う交通安全
先日の日記で「オーレンジャーVSカクレンジャー」のDVDはいつ出るのか、
みたいなことを書いたのですが、
複数の方にご指摘いただいた通り、調べてみたらもう出てましたのでリンクを張っておきます。
LDからDVDに、買い直さなくちゃ…
というわけで、今日はカーレンジャーの話。
「カーレンジャーってどんな作品?」と問われれば、
「浦沢義雄作品です」と答えれば、分かる人にはおおむね分かっていただける、
そういう
異常天才脚本家
をメインライターに迎えたシリーズ唯一の作品。
そんな浦沢義雄の詳しい経歴は
ウィキペディア
あたりを参照していただくとして、
まあかいつまんで言えば、「どきんちょ!ネムリン」や「勝手に!カミタマン」「美少女仮面ポワトリン」などの東映特撮コメディーの脚本を長年担当した人です。
作風は,ひとことで言えば不条理。
常識の枠にとらわれない、というか、はじめからそんな枠など持っていないとしか思えない脚本家で、天才かどうかはともかく、常人の理解の及ばない才能の持ち主であることは間違いありません。
そんな作家をメインに据えた作品ですから
主人公5人は基本的に中小企業のサラリーマンで業務の合間にヒーローをやっていたり
敵組織ボーゾックは宇宙の暴走族でただ面白半分で惑星を滅ぼす迷惑なだけの集団(別に宇宙征服とかを考えているわけではない)だったり
途中参入メンバーであるシグナルマン(厳密にはカーレンジャーのメンバーではない)は、ポリス星から(左遷されて?)やってきた宇宙のおまわりさんであったりと
なんじゃそら!という設定ばかりで構築された世界であるのも、まあしょうがないところです。
しかし個人的な意見を言わせてもらえば、やはりカーレンジャーはとても良い作品です。
まずなんといっても、笑える。
これはじつは案外重要なことで、前作のオーレンジャーがちょっとシリアスな方向に寄りすぎた原因のひとつには、「ゴレンジャーへの原点回帰」を目指して「戦うプロ集団」を描くことにこだわったことがあると思うのですが、
しかし、ではゴレンジャーはそんなシリアス一辺倒な作品だったかというと事実はそんなこともなく、特に後半には野球仮面や牛靴仮面、機関車仮面などユニークな怪人が多数登場したり、それにあわせて必殺技・ゴレンジャーハリケーンも様々に変化したりと「子供が見て楽しいこと」をわすれない作品作りが行われていました。
そういう戦隊作品の持っていたギャグ的な部分を、時代を超えて隔世遺伝的に受け継いだ(というか突然変異?)作品がカーレンジャーであり、
戦隊史上随一の異色作であるけれども、しかしきわめて東映特撮ヒーロー番組であるともいえるわけです。
あと、俺がてれびくん誌上で漫画を描いたのは、
カクレンジャー、オーレンジャー、カーレンジャー、メガレンジャーの4作なのですが、
描いてて一番楽しかったのがこのカーレンジャーでした。
漫画を描くときには参考資料として本編の脚本を見せてもらうわけなのですが、
浦沢脚本は脚本の時点でもう面白いのです。
ふだん自分の作品でギャグを描く機会がないので、そういう楽しい脚本をもとに,10ページ足らずとはいえそれを漫画にするのは非常に楽しく、貴重な体験でした。
機会があればまたいつか、カーレンジャー的なコメディ作品を描いてみたいものです。
【2007/10/17 22:42】
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6億年前から愛してる
秋らしく過ごしやすい気候になってきたと思ったら
どうも曇りだったり小雨だったりとスッキリしないですな。
そんな秋の日ですが
今日はオーレンジャーの話。
メインライターが杉村升になってから4作目。
前3作がファンタジー色の強い世界設定であったのに対し、
今作はゴレンジャーへの原点回帰をめざして、
平和を守るプロ集団として設定された久しぶりの職業軍人戦隊。
ミスター特撮ヒーロー・宮内洋が長官に就任し
5体の中型ロボが合体・変形する2号ロボの登場、
6人目の戦士キングレンジャーのみならず、なぞの戦士ガンマジンの登場など、
特に特撮面での充実には目を見張るものがある戦隊なのですが、
全体としてはどうも印象が薄い、そんな作品。
まあ、あくまで個人的な印象ですけども。
ただし漫画家としては、そのマスク造形の面構成が非常に複雑なため
てれびくんで漫画を描くときに非常に苦労したことが思い出深いです。
なにしろ漫画の締め切りは番組放送開始の2ヶ月以上前で、
その時点では作画資料がデザイン画しかなかったりしましたので。
しかし結局デザイン画からだけでは絵に描き起こすことは出来なかったので、
急遽、完成したばかりのマスクの写真を急いで用意してもらって、どうにか完成させたのも今では懐かしい思い出です。
そして今作から、スーパー戦隊Vシネマシリーズが「オーレンジャーVSカクレンジャー」として始まったのも記念すべき出来事です。
俺も当然ソフトを購入したんですけど、
なにぶんそのメディアがレーザーディスクなもので、
いまでは再生することすら困難!
そろそろDVDで出し直して欲しい物なんですが、その辺どうなっているのやら…。
【2007/10/14 21:09】
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人に隠れて悪を斬る
締め切りを乗り越えたとたんに仕事用のマックが故障してしまったので、
今回は予備のマシンで描いてます。
そんななかで今日はカクレンジャーのお話。
戦隊シリーズ初となる、忍者をモチーフにした戦隊。
じつはシリーズ初期の頃から、忍者を素材とする戦隊の企画は毎年必ず候補に挙がっていたらしいのですが、
時代劇をそのお家芸とする東映である以上、忍者を扱うからには会社のプライドにかけて失敗は許されない!ということもあって
なかなかゴーサインが出ず、シリーズ18作目にしてようやく実現した、という経緯があるようです。
が、これはまあ小学館内部で聞いた内輪の話なのでどこまで真実なのかは不明。
企画を決定する前の時点で、今作はパワーレンジャーとしてアメリカでおもちゃを販売することが決まっていたので、アメリカでの受けも見据えた上で「ニンジャ」に決定した、と言うのが本当のところかも知れません。
内容としては
○戦隊初の女性リーダー
○ナレーターでなく、顔を出して講釈をする狂言回し(三遊亭圓丈)の登場
○前半では敵が組織だって行動しない(悪の組織がない)
○人間体を持たない6人目の戦士・ニンジャマンの登場
○元バルイーグル五代高之が鶴姫の父親役で登場
等のトピックが代表的なところ。
全体としては、ジュウレンジャーやダイレンジャーが基本的にシリアスなドラマの展開を貫いたのに対して、
カクレンジャーには奇妙奇天烈な忍法や妖怪が登場するコミカルなエピソードも多く
(特にビンボーガミの妖力でカクレンジャーが貧乏にされてしまう(!)エピソードは爆笑必至の傑作!)、
全体として「愉快痛快な戦隊」という印象があります。
さすがは忍者。
個人的な話にうつりますと、
このカクレンジャーの放送時点で俺はすでに漫画家デビューしており、
雑誌「てれびくん」誌上で8ページの漫画も描かせてもらったりしている(コンテは道郎・作画が徹郎の、唯一の上山兄弟合作)ので、
感覚的にはついこの間の作品のように思えます。
実際にはもう13年も前のものですけど。
のちにスポーツマン俳優としてブレイクするケイン・コスギのたどたどしい日本語も印象深いです。
ニンジャブラック・ジライヤの劇中設定が「アメリカ育ちの日系人で日本語が上手くない」というのは、それは設定じゃなくて事実だろうと誰しもがつっこんだもので。
父であるハリウッドスター、ショー・コスギが物語中盤に2話に渡って出演したり、
「徹子の部屋」にも出演して、息子・ケインががんばっていることを宣伝したりと順調な親バカぶりを発揮したのも微笑ましい思い出です。
そんなケインは「スポーツマン№1決定戦」で活躍し、ギンガマン照英やタイムレンジャー永井大としのぎを削るわけで、
戦隊出身俳優が本格的にメジャーになっていく流れの、その一ジャンルを切り開いたと言っていいでしょう。
以上のように、けっこう特異な点は多いけれども、
戦隊の歴史の中で特にカクレンジャーがおかしな戦隊であるという印象はなく、
つまり戦隊シリーズというものは、
毎年同じようなことをしているようでいて意外とドラスティックに変化を続けている、
その意味でまさに伝統芸能的なジャンルであると言えますね。
【2007/10/13 21:09】
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気力転身
更新ペースが遅くてスイマセン。
今日でようやく折り返し、ダイレンジャーの話です。
ジュウレンジャーの成功を受けて、さらにそれを発展させていこうという意欲にあふれた作品。
メンバーの中に明確なリーダーを定めずに、また、ひとりひとりにドラマ上で対応するキャラクターを登場させ、さらに五人それぞれのエピソードを担当する脚本家が決まっていたりと、人間ドラマを深めていくための工夫がこらされた点が特徴的です。
ほかにも、戦隊史上唯一の小学生メンバー、キバレンジャー・コウの参入(ちなみにキバレンジャーは「はじめから計画されて参入した」初めての6人目の戦士。前作のドラゴンレンジャー・ブライは当初6人目になる予定ではなかったそう)や、
おそらくは戦隊史上最強の巨大ロボ(ロボではないけど)大連王のカッコ良さ、
マクロス級の巨大獣・大神龍の登場等々、ドラマ・特撮両面から語るべきトピックはつきない良作です。
そんなダイレンジャーで個人的に特に印象に残る点は、
主要メンバー全員が実生活でも仲が良く、情熱を持って作品に取り組んでいた事が伝わってくるところです。
もちろん戦隊というものは、どの作品も一年間にわたって同じメンバーが額をつきあわせて作品をつくっていくわけですから、必然的に互いの気心は知れていくし、また、そうでなければ一年間の長丁場をやり抜く事はできないものなのですが。
特にダイレンジャーでは、例えば撮影終了後行われた「ダイレンジャー超全集」誌上のメンバー座談会では、リュウレンジャー役・和田圭市は「みんなと会えない、撮影オフの日が大嫌い」「(ダイレンジャーは)一生の中で一番いい仕事」と語っていたりします。
また、物語終盤の超・名シーン、「転身しない素顔の状態での名乗りシーン」ができあがったのもメンバー達の物語への同化の深さ故であるし、
さらに最終回では、俳優達自らが変身後のシーンもそれぞれのレンジャースーツに身を包んで撮影を行うという(だからそのカットだけキバレンジャーがすごく小さい)、そういう、現場の空気が最高に良かったからこそハプニング的に生まれた名シーンがあったりするのです。
そんなわけで、作品が成功するかどうかには、俳優陣が私生活でも仲良くやっていけるかどうかということはすごく大事なことだけれども、しかしそれは必ずしも人智の及ぶところではない。
そういう意味でドラマ作り・映画作りというのは、製作者のたゆまぬ努力があった上で、なおかつ天の運・人の和にも恵まれなければ傑作というものは生まれないものだということなのですね。
ならばこそ傑作というものは、時代を超えて人の心に残っていく力があるのだと、
ダイレンジャーとはそんなことを感じさせる作品です。
【2007/10/09 18:19】
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伝説戦士
日記の更新にちょっと間が開いてしまいましたが、
別に体調が悪いとか云うことはなくすこぶる元気です。
ヤングキングでの「ツマヌダ」連載が、明日発売の22号から三号連続掲載になることが急に決まりましたもので、
ラクガキのための時間がとれなくなっただけなのでした。
そんなわけで今月の更新はとびとびになってしまいそうですが
そのぶん本職の方をがんばってますのでよろしくお願いします。
そして今日はジュウレンジャーの話。
打ち切りの危機にあった戦隊シリーズを完全に立て直した作品、という意味で、
31作を数える現在から見ると「シリーズ中興の祖」と言った位置づけかと思います。
○曽我町子や大平透などベテランの復帰、
○千葉麗子を輩出したことによって広く世間に戦隊シリーズを「若手俳優の登竜門」と認識させた功績、
○そしてのちに「パワーレンジャー」としてアメリカで社会現象を巻き起こした偉業、
等々、トピックを上げていくときりがないのでここでは
あくまで個人的な見解を語らせていただくことにします。
白状すると、「ジュウレンジャー」は、少年漫画家としての俺に、非常に大きな影響を与えた作品です。
もっというと、今は亡き脚本家・杉村升の描く「正義」という姿のありように、大きく感銘を受けていると言っていいでしょう。
ジュウレンジャーの5人の戦士には、それぞれに戦士としての特性が明確に設定されています。
マンモスレンジャー・ゴウシは知恵の戦士
タイガーレンジャー・ボーイは希望の戦士
トリケラレンジャー・ダンは勇気の戦士
プテラレンジャー・メイは愛の戦士
そしてリーダーであるティラノレンジャー・ゲキは
みんなの力をひとつにまとめる正義の戦士。
これは劇中ではっきりとそう明言するシーンがあるぐらいなので、
たんなる「設定」ではなく、物語の根幹を成す要素と言っていいと思います。
ここで注目したいのは、ゲキ以外のメンバーの持つ特性、
「知恵・勇気・希望・愛」は、それぞれの戦士が持つ個人的な特質であり、
それは極端な話それぞれの個人の中だけでも存在として完結しうるものです。
しかしリーダーであるゲキの「正義」はそうではない。
これは「みんなの力をひとつにまとめる」ための「方向」であり、
ヒーローをヒーローたらしめる「世界観」、あるいは「哲学」であるといえます。
つまり、世界の守護者たる恐竜戦隊のリーダーというものは、
もはや個人の能力や特質をも乗り越えて、秩序を守る「正義」そのものとならねばならない、
そういう厳しい覚悟を背負っているのだと言うことです。
杉村升はこのあとダイレンジャー・カクレンジャー・オーレンジャーのメインライターをつとめることになりますが、
どの作品にも一貫しているのが、正義というものは常に「受け継がれていくもの」だという思想です。
個人の感情や能力を超えて、人の生きる世界がある限りそこには「正義」があるべきで、
過去から現在・そして未来へとそれを守っていく者たちこそがヒーローであるという考え方。
それに俺はものすごく共感するのです。
ちょっと高年齢層向けの作品(漫画とかアニメとか)になると、
世界には正義なんて無い、感情に流されるのが「人間的な」主人公だ、
そんな言説の作品が、特に90年代以降あふれかえるようになりました。
じっさいそういうものの方がお客さんにウケはいいようだからそれはそれでいいです。
しかし、子供達に見せるもの・読ませるものにわざわざそんなことを描く必要はないと俺は思います。
そんなものは、子供達が大人になっていく過程でいやおうも無く突きつけられることなんですから。
それでもなお、ほんのわずかな残り香でもいいから、子供=将来の大人たちに「正義」の心を憶えていて欲しい。
そういう願いを持って創らねばならない、それが子供番組・子供漫画であるだろうと俺は思うのです。
ジュウレンジャーのことを考えるたびにその思いを新たにする、
これは俺にとってそういう作品です。
【2007/10/05 20:00】
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科学忍者隊、ではない
今日の千葉は寒いくらいで、ちょっと鼻風邪気味です。
というわけで本日は、ついに(?)ジェットマンの話。
…をしようかとも思ったのですが
特撮に詳しい人にとっては今さら語ることもない作品ですね。
この作品についてはもうすでに各方面で語り尽くされたわけですから。
まあ詳しいことを知りたい方には
ウィキペディア
でも見ていただくとして。
シリーズ最高傑作とする声もあればヒーロー番組とは認められないという声もある、賛否両論・毀誉褒貶相半ばする作品ですが、
これによって打ち切りの危機にあった戦隊シリーズが息を吹き返したのは紛れもない事実。
だけれども、その方法論はこの一作きりで次作には受け継がれなかったという点からして、やはり「戦うトレンディードラマ」は一回限りしか使えない劇薬だったのであるなあと、個人的にはそういう感想を持ってます。
そしてデザインをアレンジしてみて思ったけど、ジェットマンのスーツはやっぱりカッコイイですね。
【2007/10/01 19:16】
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