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上山道郎 (うえやま みちろう)

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別冊兄弟拳blog
漫画家・上山道郎のラクガキや近況報告
人に隠れて悪を斬る



 締め切りを乗り越えたとたんに仕事用のマックが故障してしまったので、
今回は予備のマシンで描いてます。




 そんななかで今日はカクレンジャーのお話。



戦隊シリーズ初となる、忍者をモチーフにした戦隊。
じつはシリーズ初期の頃から、忍者を素材とする戦隊の企画は毎年必ず候補に挙がっていたらしいのですが、
時代劇をそのお家芸とする東映である以上、忍者を扱うからには会社のプライドにかけて失敗は許されない!ということもあって
なかなかゴーサインが出ず、シリーズ18作目にしてようやく実現した、という経緯があるようです。
が、これはまあ小学館内部で聞いた内輪の話なのでどこまで真実なのかは不明。
企画を決定する前の時点で、今作はパワーレンジャーとしてアメリカでおもちゃを販売することが決まっていたので、アメリカでの受けも見据えた上で「ニンジャ」に決定した、と言うのが本当のところかも知れません。

 内容としては
○戦隊初の女性リーダー
○ナレーターでなく、顔を出して講釈をする狂言回し(三遊亭圓丈)の登場
○前半では敵が組織だって行動しない(悪の組織がない)
○人間体を持たない6人目の戦士・ニンジャマンの登場
○元バルイーグル五代高之が鶴姫の父親役で登場
等のトピックが代表的なところ。
全体としては、ジュウレンジャーやダイレンジャーが基本的にシリアスなドラマの展開を貫いたのに対して、
カクレンジャーには奇妙奇天烈な忍法や妖怪が登場するコミカルなエピソードも多く
(特にビンボーガミの妖力でカクレンジャーが貧乏にされてしまう(!)エピソードは爆笑必至の傑作!)、
全体として「愉快痛快な戦隊」という印象があります。
さすがは忍者。


 個人的な話にうつりますと、
このカクレンジャーの放送時点で俺はすでに漫画家デビューしており、
雑誌「てれびくん」誌上で8ページの漫画も描かせてもらったりしている(コンテは道郎・作画が徹郎の、唯一の上山兄弟合作)ので、
感覚的にはついこの間の作品のように思えます。
実際にはもう13年も前のものですけど。

 のちにスポーツマン俳優としてブレイクするケイン・コスギのたどたどしい日本語も印象深いです。
ニンジャブラック・ジライヤの劇中設定が「アメリカ育ちの日系人で日本語が上手くない」というのは、それは設定じゃなくて事実だろうと誰しもがつっこんだもので。
父であるハリウッドスター、ショー・コスギが物語中盤に2話に渡って出演したり、
「徹子の部屋」にも出演して、息子・ケインががんばっていることを宣伝したりと順調な親バカぶりを発揮したのも微笑ましい思い出です。
そんなケインは「スポーツマン№1決定戦」で活躍し、ギンガマン照英やタイムレンジャー永井大としのぎを削るわけで、
戦隊出身俳優が本格的にメジャーになっていく流れの、その一ジャンルを切り開いたと言っていいでしょう。


 以上のように、けっこう特異な点は多いけれども、
戦隊の歴史の中で特にカクレンジャーがおかしな戦隊であるという印象はなく、
つまり戦隊シリーズというものは、
毎年同じようなことをしているようでいて意外とドラスティックに変化を続けている、
その意味でまさに伝統芸能的なジャンルであると言えますね。

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この記事に対するコメント

カクレンジャー待ってました!
俺は総集編のビデオを持っているんですが、バトルサルダーとかのスマートな姿が印象に残ってます。
本編のほうはよく覚えていないので、DVD-BOXが発売されてほしいです。

【2007/10/14 16:28】 URL | ガンスナイパー #zu8Djgng [ 編集]


「陰からマモル!」の雲隠ホタルを思い出しました
肩やワキの下周辺の筋肉の感じがたまらないっす
【2007/10/14 17:07】 URL | 五番目のじろう #- [ 編集]


イラストをパッと見て「ニニンがシノブ伝」を連想してしまいました・・・
【2007/10/14 20:19】 URL | NMARS #SC0vG/Eg [ 編集]


この戦隊メイドシリーズは勉強になります(^^)
イラストともども本にして欲しいくらいですね。

>毎年同じようなことをしているようでいて意外とドラスティックに変化を続けている、
その意味でまさに伝統芸能的なジャンルであると言えますね。

まさにそうですね( ´∀`)/
 型にハマっている安心感と、型破りも期待してしまう、
形は違えども水戸黄門のような安定したシリーズのような・・。

 きっと自分が亡くなってからも続くのかと思うと、無念ですけど(ノ^∀^*)
 
【2007/10/16 02:15】 URL | 仮面00 #wsWjKkoI [ 編集]


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