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上山道郎 (うえやま みちろう)

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 本日はアバレンジャーについて。



2003年放送作品。ここまで来ると、ほんとに「ついこのあいだの」戦隊ですね。

92年のジュウレンジャー以来の、恐竜をモチーフにした戦隊。
ジュウレンジャーが極めて王道的ストーリーを貫いた作品であった、ということとは対照的に、
アバレンジャーはまさにその名の通りの暴れん坊な作品という印象があります。
 
まず、4人組という構成からスタートするところからして変則的。
なのですがこれがただ4人であるというだけに終わらず、地球人であるレッド、ブルー、イエローの3人に対して異次元人であるブラックはちょっと違う、いわば選手兼任監督のようなポジションであり、4人組と言うよりは3人+1人のような構成。
そのうえ中盤から登場する新たな戦士・アバレキラーは、当初、というかほぼ一貫して正義など信じない「悪役」的キャラクターであったりする、実にひと癖もふた癖もある戦隊といえます。

 とはいえ、今作における巨大ロボ的存在である「爆竜」達の個性的で楽しく、かつカッコいいデザインにも象徴されるように、子供番組で最も大事な「子供が見て楽しい作品作り」の工夫は随所に凝らされた、その意味では極めてこれも「王道」の作品です。
敵側の怪人・トリノイドが、三つのモチーフをしりとり的に繋げた名前(たとえばヤツデと電話とワニで「ヤツデンワニ」など)で統一されているという、そういう言葉遊び的な要素を毎回入れていくサービス精神は、高く評価して良いものだと思いますね。
実際、そういう縛りを自分で決めると、けっこう自分の首を絞めて苦しい思いをすることになるものなのです。それをあえてやる、その姿勢は立派!


 あとはまあ、アバレンジャーを見るたびに思うことは、アバレブラック・アスカがネプチューンの名倉さんに似てるなあってことくらいですか。
いや別に他意はないです
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