
というわけで、インテュオス3の話。 今まで使っていたインテュオス2が使えなくなったわけでもないのに、 新製品にすぐさま飛びつくのは贅沢かな~? なんてことも一瞬考えたりもしたわけですが。 なにしろ自分の仕事はもはやタブレット無しには全く成立しない種類のものであり、 かつ、入力デバイスの性能が仕事の品質に直結する身。 どのくらい新製品が進歩したか、あるいはしていないか、 確認するのも仕事の内! というわけで発売日にすぐさま注文しました。
結論から言うと、やっぱり買って良かった。 全体的な分解能と反応速度が向上しているのは間違いなし。 通常の作業でそれを体感することはあまり無いけど、 絵を描いている内に興が乗ってきてペンの動きが限界近くまで速くなってくると、 前モデルよりもたしかに、カーソルがペンの動きについてこられるようになってます。 特にコミスタで、その効果が顕著。 あと、グリップペンも新設計になってて、使い心地が向上。 重心位置が前モデルよりも若干ペン先寄りになっていて、バランスが良くなってます。 ただ全長が長くなったので、消しゴム(テールスイッチ)がちょっと使いづらいけど、こ れはまあ慣れの問題でしょう。 一方、今回のモデルチェンジの目玉である、操作面横のエクスプレスパッド。 これは残念ながら、イマイチ使いづらい。 とにかく、クリックが硬すぎる。 指で「ぐっ」と押さないとクリックできないので、俺くらいの頻度で左手キーボードを使 う人だと、左手首にかかる負担が大きすぎる感じ。 画面ズームに使えるスクロールパッドも、俺は以前から画面ズームはグリップペンのサイ ドスイッチに割り当てているので、あまり用は無し。 とまあ、こんな感じで、性能的にはまさに最高クラスの機種で、かつ値段がほぼ据え置 きなので、これはかなり良い買い物だと言えるでしょう。 今現在インテュオス2を使い倒している人は買い換えを検討する価値あり。 とはいえ安い買い物ではないので、そんなに使う頻度の高くない人は、無理して買わなく てもいいかな、と。 やはり高性能機種、プロシューマー向けの製品であることは間違いありません。
スポンサーサイト
|