
暑くなってくると、冷蔵庫の中に冷たい飲み物を常備しておきたいのが人の世の常。 というわけで今回は、うちでいつも作っている水出しの緑茶のお話。
作り方は簡単、水1リットルにつき茶さじ2杯くらいの日本茶の葉を お茶用の紙パックにいれて水と一緒に適当なビンの中に放り込み、 冷蔵庫で一晩冷やせばあら不思議! おいしい水出し緑茶のできあがりという寸法でござい。
日本茶というと、普通はお湯で煎じて出すものだから、 熱いお湯でなくては味など出ないようなイメージを持ってしまいますが、 実際には時間を掛ければ水でもちゃんと味は抽出できるのです。 しかも、緑茶の苦み成分であるタンニンは高い温度(90度くらい)でなければ抽出されないため、 お湯で淹れた茶より水出し茶のほうが、苦みが無くて美味しいのです。 麦茶ばかりで飽きちゃったな、という御仁は一度おためしあれ。 *急ぐときには茶葉をすこしお湯でふやかしてから水出しすると2,3時間で完成します*
ただし漢方の考え方でいうと、緑茶は身体を冷やす作用があるので 暑いからといって飲み過ぎると身体が冷えてダルくなってしまうのでその点は注意が必要です。 ちなみに紅茶などの発酵茶は身体を温める作用があるので(これも同じ方法で水出しできます)そちらと合わせて飲むのも良いと思われます。 とはいえ、なんでも飲み過ぎが良くないのはあたりまえですけどね。
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